進化するネットメディア


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進化するネットメディア

紙の本をスキャンし、検索エンジンを使うように書籍の全文検索ができる「Googleブックス図書館プロジェクト」 紙の本をスキャンし、検索エンジンを使うように書籍の全文検索ができる「Googleブックス図書館プロジェクト」が利用可能な書籍が増えれば、ウェブ上のテキストと書籍の区別は不明確になっていくのではないでしょうか。

このサイトではウェブサイト上のテキストや単なる電子データ化されたテキストを区別するために「電子書籍」とは基本的に書籍を電子化したものとして説明しています。
が、先にご紹介した「ブクログのパブー」で公開された電子書籍の場合など、ウェブサイト上の一コンテンツなのか、電子書籍なのか、極めて区別が曖昧なものが増えてきています。

そしてこの例のように、電子書籍とウェブ上の情報は今後ますます区別ができないものになっていくでしょう。
また、2012年あたりからは、これまでウェブ上で無料の情報発信をしていた人たちが有料メールマガジンを開始するのが目に付くようになりました。

電子書籍サービスも展開しているニコニコが運営するメールマガジン「ブロマガ」 中でも、電子書籍サービスも展開しているニコニコが運営するメールマガジン「ブロマガ」では、従来のメール送信だけでなく、ブログや電子書籍の形式でも同じ内容を配信しています。

これは明確に、ウェブ上のコンテンツでもあり、電子書籍でもある新しいカタチです。
紙の本が電子書籍化されて変わっていくように、ウェブ上のコンテンツも電子書籍と混ざり合い、変わっていくのでしょう。

ウェブ上のコンテンツの場合は紙の本と逆で、価値ある情報が無料から有料に(もしくは有料化しやすいシステムに)切り替わっていっているように見えるのが面白いところです。

果たして進化となるのか退化となるのかはわかりませんが、こちらも今後が気になる話題のひとつです。