注目されるタイトルの増加


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注目されるタイトルの増加

「テレビの影響」「ゲームの影響」 「テレビの影響」「ゲームの影響」というと情報を受け取る側への影響についての話題を指すことが多かったように思うのですが、「電子書籍の影響」という場合、作り手である作家や出版社への影響についての話題が多いような気がします。不思議ですね。

その「電子書籍の影響」にもいろいろありますが、筆者は中でも「電子書籍が作家に与えるメリット」について気になっています。

実際の売り場、書店スペースを必要としない電子書籍は、買い手以上に書店、そして作家に大きなメリットを与えてくれるのではないでしょうか。

紙の本を置いている書店と比べ、圧倒的な品揃えを実現できる電子書籍の場合、古い本・需要の少ない本でも売り場においてもらえます。売れる窓口=チャンスが広がることは多くの場合、プラスに働くことはあってもマイナスにはなり得ませんよね。

今まで書店に置いてもらえなかったため売れなかった本にちょっとしたきっかけから注目が集まるという現象も、すでに起こりはじめています。

SNSなどで誰でも簡単に SNSなどで誰でも簡単に、日常的に情報発信ができるようになっていることも、ウェブ上で試し読み・購入まで一貫してできる電子書籍サービスとの相性は良いですよね。

電子書籍サービスのサイトはネットワーク上のウェブサイトの一つですから、誰かが電子書籍を読み、それをまた誰かにおすすめしたいと思えば簡単にその本(電子書籍)が売っているURLを紹介することができます。このような流れで自然にブームが発生する、という流れもこれから起こってくるでしょう。

こうした新しいツールが活用されることによって、既存のメディアで取り上げられず埋もれてきた素敵な本や作家さんが自然と再発見される、という流れが生まれれば素敵ですよね。

「電子書籍サービスだから生まれた大ヒット作」はまだこれといって思いつきませんが、これからが楽しみです。