電子書籍とメディア


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電子書籍とメディア

紙を使った情報伝達メディア 紙を使った情報伝達メディアは書籍だけではありません。

書籍とはまた別の紙の媒体、新聞や雑誌などの報道機関があります。

現在、紙の新聞や雑誌の購読者は減り、一方ウェブ上のメディアから情報を得ている層は増加していますが、これらは電子書籍にどのように影響してくるのでしょうか。

文字情報のみに集中しやすい紙媒体で提供される、ある程度のボリュームのある情報のかたまりであるという点は新聞も雑誌も紙の本と変わりありません。

この点から、紙の本や電子書籍同様、ウェブによる細切れの情報収集に人が慣れるのに合わせて、細かく分断された形で提供される形になるのではないでしょうか。

1つの記事、1つの特集だけで発行することが事実上できない紙媒体に乗る限り、現状以上に新聞や雑誌が今以上にシェアを伸ばすことはなさそうです。

電子書籍サービスの中にはすでに雑誌や新聞と提携 一方、電子書籍サービスの中にはすでに雑誌や新聞と提携し、1記事単位での配信に対応しているものがあり、こういった形で電子書籍と新聞や雑誌が共存していくことは可能でしょう。

ですが、新聞は広いジャンルの情報を入手できること、雑誌は好きなジャンルの情報についてたくさんの情報を入手できることが魅力でしょう。どちらにも共通するのは「たくさんの記事があって初めて成り立つもの」という点です。断片となった1記事を「新聞」「雑誌」と呼ぶことには、違和感がありませんか?

新聞とは何か、雑誌とは何かというと難しい話ですが、ウェブメディアと新聞や雑誌との違いはこれからなくなっていくのかもしれません。