電子書籍サービスとは、電子書籍データを販売するサービスのことです。
「電子書籍ストア」などと言われる場合もあります。
電子書籍を利用する場合、まず誰もが「どの電子書籍サービスを利用するか」で迷うのではないでしょうか。
電子書籍を読むためには、文字や画像などの「電子書籍データ」とそのデータを読みこむ「電子書籍端末」の2つが必要ですが、CDやDVD・家庭用ゲーム機などと違い、電子書籍データは専用の端末を必ずしも必要としません。
電子書籍サービスによっては今使っているコンピューターや、スマートフォンに対応した電子書籍データを販売しています。つまり、紙の本を買うように、電子書籍データさえ購入すれば、既存の端末を使ってすぐに電子書籍を読むこともできるのです。
そうした利用方法を選択する場合、電子書籍端末の知識は必要ありません。しかし、電子書籍サービスについては、電子書籍を利用するすべての人が利用することになりますから、しっかり調べておきましょう。
多くの電子書籍端末では、そこからネットワークを介して電子書籍サービスにアクセスし、直接電子書籍データを購入できるため「サービス」「端末」と切り離されて評価されることはあまりありません。
しかし、こうして余分な費用をかけずに気軽に電子書籍サービスだけを利用することもできる、ということはもっと認知されても良いはずです。
電子書籍端末を買ってしまう前に、自分の読みたい本がどの電子書籍サービスで、どの電子書籍端末に対応したデータ形式で販売されているのか、まずは調べてみてください。
(著名な書籍やコミックは、実際の本屋さん同様さまざまなサービスで販売されています。)
端末を買うかどうかを決めるのは、利用する場所やシーンなどをある程度想定し、利用する電子書籍サービスにおおよそ目星をつけてからでも決して遅くありません。